ぼくが思うに、

民主党も褒められたもんじゃないけど、自民党ももっと毅然とした野党になると思ってた。

ただ、一番ダメなのは、マスコミなんだよな。
つい１年前まで賛辞を送っていたのに、もう足を引っ張ることばかり。
基本的に国民はバカなんだから、世論調査なんてするな、と言いたい。
何のための間接民主主義なんだ？？？

どこの新聞社も赤字なので、冒険ができなくなっている。
国民の目が怖いのだ。
自分たちが赤字で、よく政府の財政政策を批判できるものだ。

そうそう、赤字と言えば、
経営再建中のハウステンボスが１億円あまりの黒字だそうだ。
ただ…、
実は、県から４億円の交付金をもらっているから、本当は赤字経営。

これは、あの瀬戸内国際芸術祭も同じ。
同じく１億円あまりの黒字決算を報告していたが、実は、県から全部で５億５千万円もの交付金をもらっている。
完全な赤字だ。
予想入場者数の倍以上の観客を集めて、しかし実は赤字。
予想入場者数しか集まらなかったら、どうなってたんだ？？？
その赤字は、誰が負担するつもりだったんだ？？？
考えると、怖い。。。


日本はこんなのばかりだ。

一見、ボランティアだの、ＮＰＯだのＮＧＯだのと言いながら、実はその裏、国とか地方公共団体からの交付金で運営してたりする。
いくつかの任意団体や、ＮＰＯを挟んでいるからわかりにくいが、交付金で成り立ってる。
そんなことをやっているから、財政赤字が膨らむんだ。
現にＮＰＯの80％以上は、何らかの交付金をもらって運営している。

これはどういうことかというと、ほとんどの文化事業や、公共事業は、日本の財政が破綻すると同時に、破綻するということだ。

財政が末期的状態になっているんだから、自分の足で立てない公共事業や文化事業は、止めるべきだ。
財政を「投資」の観点で処理していかないと、本当に終わっちゃうんだよ。
この「終わる」という意味が、国民は本当にわかっているんだろうか。。。