ほぼノーミス「天才ラット」誕生 東海大、30年かけ(朝日新聞)
2010年7月28日 時事ニュース
人間というのは不思議な生き物で、人間と人間以外を、徹底的に差別して扱う。
きっと、この「実験」の中で、「天才ラット」以外のラットは、どんどん処分されていったんだろう。すごく簡単に。
ただ、現実問題として「役に立つ」んだろう、この「天才」ラットは。
サラブレッドも、牛も、どんな動物でも、「役に立つ」ものがいれば、役に立たないものもいる。
口蹄疫問題では、「種牛」は法律を曲げてまで、その命を助けた。
当然、人間でも、「役に立つ」か否かで区別しても良さそうなのに、人間の場合は、その命の価値は平等だという。
その矛盾を、「矛盾」と感じないのが、これまた人間だ。
人間の命だけ、なぜ平等なのか。
人間の命だけ、なぜ、他の生物の命より尊いのか。
最近、三原順子さんの当選でも話題の「子宮頸がん」。
だれでも感染するけど、発症率は約1万分の1。
1万分の1の確率に、全員にワクチン摂取&公費負担、というのは、よく考えた方がいい。
あまり深く議論すると、冷酷な人間にされるのであまり突っ込まないけど、
財政が破綻寸前という状況下で、毎年500億円近くの予算が必要であることは考えるべきだろう。
500億円くらいなら、という考えは短慮である。
同じ論理で、結核やらなんやらで、公費負担ワクチンはどんどん増えていくことが目に見えているからだ。
医学は進む。
ワクチン開発も進む。
死亡率の低かった病気の死亡率が結果的に上がる。
いたちごっこだ。
ある程度の「病気による死」というものは、覚悟を持って受け入れるのが、生物である人間の、身の処し方ではないのか、と思う。
病気に強い個体を残す、という発想は、他の動物にはできても、人間にはやはり許されない考えなんだろうね、少なくとも現在は。
ずっと疑問に思うことである。
1000年後には、こういう疑問が解消されている時代が存在するのであろうか。
ただ、間違いないのは、地球上のあらゆる生物の中で、人間ほど罪深い生物はいないということである。
きっと、この「実験」の中で、「天才ラット」以外のラットは、どんどん処分されていったんだろう。すごく簡単に。
ただ、現実問題として「役に立つ」んだろう、この「天才」ラットは。
サラブレッドも、牛も、どんな動物でも、「役に立つ」ものがいれば、役に立たないものもいる。
口蹄疫問題では、「種牛」は法律を曲げてまで、その命を助けた。
当然、人間でも、「役に立つ」か否かで区別しても良さそうなのに、人間の場合は、その命の価値は平等だという。
その矛盾を、「矛盾」と感じないのが、これまた人間だ。
人間の命だけ、なぜ平等なのか。
人間の命だけ、なぜ、他の生物の命より尊いのか。
最近、三原順子さんの当選でも話題の「子宮頸がん」。
だれでも感染するけど、発症率は約1万分の1。
1万分の1の確率に、全員にワクチン摂取&公費負担、というのは、よく考えた方がいい。
あまり深く議論すると、冷酷な人間にされるのであまり突っ込まないけど、
財政が破綻寸前という状況下で、毎年500億円近くの予算が必要であることは考えるべきだろう。
500億円くらいなら、という考えは短慮である。
同じ論理で、結核やらなんやらで、公費負担ワクチンはどんどん増えていくことが目に見えているからだ。
医学は進む。
ワクチン開発も進む。
死亡率の低かった病気の死亡率が結果的に上がる。
いたちごっこだ。
ある程度の「病気による死」というものは、覚悟を持って受け入れるのが、生物である人間の、身の処し方ではないのか、と思う。
病気に強い個体を残す、という発想は、他の動物にはできても、人間にはやはり許されない考えなんだろうね、少なくとも現在は。
ずっと疑問に思うことである。
1000年後には、こういう疑問が解消されている時代が存在するのであろうか。
ただ、間違いないのは、地球上のあらゆる生物の中で、人間ほど罪深い生物はいないということである。
前空幕長発言、首相「極めて不適切」 参院外交防衛委(朝日新聞)
2008年11月14日 時事ニュース
たまには、学問的なことを。
田母神氏は、たぶん、基本的なことをわかっていない。
つまり、彼は、「歴史的真実」について述べようとしているのだが、それはあまり意味がないことである。
実は、東京裁判を受け入れ、サンフランシスコ平和条約を締結した「当時の日本の政府」は、連合国軍側と「和解」をしたのである。
つまり、こういうことである。
AとBがけんかをしたのだが、Aが勝って、Bが負けた。
そのときに、双方に遺恨が残らないように「和解」をした。その和解案の内容が、けんかに勝ったAに有利になるのは当然である。負けたBは、それで仕方ないと手打ちをしたのだ。諸般の事情に鑑み、けんかを長引かせるより、早く「和解」をした方が「得」だと判断したのだ。
それが、「政治」というものだ。
だから、後になって「あの和解は間違っていた」と言うのは、言うべきでないし、言ってはいけないことなのだ。
少なくとも、大人が言うことではないのだ。それを言うことが許されるとしたら、それは子どものけんかのときだけだ。
正しい戦争も、間違った戦争もない。
ただ、戦争があり、戦争が終わり、その後始末を「和解」という形でつけただけなのだ。
歴史的真実があるとすれば、ただそれだけのことだ。
確かに、日本がアジアの国々を「侵略」したことで、結果としてアジアの国々の、欧米からの独立を促したことは確かである。
しかし、「侵略した」と「和解」した以上、それは、やはり「侵略」なのである。
政治的に、そう決着をしたのだ。
反省するとしたら、負ける戦争をしたことだ。
歴史教育をする上でもそうだが、例え物理学の分野においてでさえも、「真実」なんてものは、人間には分からないのだ。
物体に質量があるのかないのか、それを人間が判断した時、それも「政治」なのだ。
科学的「真実」なんてものが、本当に「わかる」と思っている科学者がいるとすれば、それは「お笑い」の世界だ。
もし「真実」があるとすれば、それは「その人にとっての真実」があるだけである。
田母神氏は、たぶん、基本的なことをわかっていない。
つまり、彼は、「歴史的真実」について述べようとしているのだが、それはあまり意味がないことである。
実は、東京裁判を受け入れ、サンフランシスコ平和条約を締結した「当時の日本の政府」は、連合国軍側と「和解」をしたのである。
つまり、こういうことである。
AとBがけんかをしたのだが、Aが勝って、Bが負けた。
そのときに、双方に遺恨が残らないように「和解」をした。その和解案の内容が、けんかに勝ったAに有利になるのは当然である。負けたBは、それで仕方ないと手打ちをしたのだ。諸般の事情に鑑み、けんかを長引かせるより、早く「和解」をした方が「得」だと判断したのだ。
それが、「政治」というものだ。
だから、後になって「あの和解は間違っていた」と言うのは、言うべきでないし、言ってはいけないことなのだ。
少なくとも、大人が言うことではないのだ。それを言うことが許されるとしたら、それは子どものけんかのときだけだ。
正しい戦争も、間違った戦争もない。
ただ、戦争があり、戦争が終わり、その後始末を「和解」という形でつけただけなのだ。
歴史的真実があるとすれば、ただそれだけのことだ。
確かに、日本がアジアの国々を「侵略」したことで、結果としてアジアの国々の、欧米からの独立を促したことは確かである。
しかし、「侵略した」と「和解」した以上、それは、やはり「侵略」なのである。
政治的に、そう決着をしたのだ。
反省するとしたら、負ける戦争をしたことだ。
歴史教育をする上でもそうだが、例え物理学の分野においてでさえも、「真実」なんてものは、人間には分からないのだ。
物体に質量があるのかないのか、それを人間が判断した時、それも「政治」なのだ。
科学的「真実」なんてものが、本当に「わかる」と思っている科学者がいるとすれば、それは「お笑い」の世界だ。
もし「真実」があるとすれば、それは「その人にとっての真実」があるだけである。
処分限定「見せしめだ」 大分汚職、07年度以前未解明 [朝日新聞]
2008年8月30日 時事ニュース
08月30日付 朝日新聞の報道「「不正は以前からあるはずなのに……」。今春採用された教員の一人は、勤務する大分県内の小学校で、県教委が同期21人の採用取り消しを発表したことを知り、「見せしめだ」と憤った。」へのコメント:
朝日新聞って、本当にバカだ。
じゃあ何か。
例えば、殺人犯が「他にも殺人を犯した奴がいるのに、どうして俺だけが逮捕されるのか?」とかいう言い訳を認めるのか?
採用試験で明らかに得点が足らなかったことが判明したにもかかわらず、放置しておくことの方がおかしいだろう。
先日の医師の大野事件でも、不当逮捕だと書いていたが、
判決文を読むと、医師のミスと患者の死亡の因果関係を明らかに認めているのであって、ただ、日本の今の医療水準を考えると、有罪判決を下すほどではないから無罪だ、と言ってるわけで、逮捕の正当性は明らかだ。
さすが、教師と医師の購読数?1だけあって、お客様には甘々で、報道の中立性もへったくれもあったもんじゃない。
朝日新聞って、本当にバカだ。
じゃあ何か。
例えば、殺人犯が「他にも殺人を犯した奴がいるのに、どうして俺だけが逮捕されるのか?」とかいう言い訳を認めるのか?
採用試験で明らかに得点が足らなかったことが判明したにもかかわらず、放置しておくことの方がおかしいだろう。
先日の医師の大野事件でも、不当逮捕だと書いていたが、
判決文を読むと、医師のミスと患者の死亡の因果関係を明らかに認めているのであって、ただ、日本の今の医療水準を考えると、有罪判決を下すほどではないから無罪だ、と言ってるわけで、逮捕の正当性は明らかだ。
さすが、教師と医師の購読数?1だけあって、お客様には甘々で、報道の中立性もへったくれもあったもんじゃない。